kiko's english playroomのレッスンの中心にいるのはレッスン生です。
当たり前でしょ?
と思いますよね。
中心にいるということは、私からの提案に関して自分たちで考えてもらうってことなんです。
子供たちが自分で考えることなんて簡単!ではないんです。
悩ましいことばかりのようです。
レッスンでは、始めにスモールトークを行います。
この時も何を話すかは自由です。
ただ、漫然と話すのではなく聞いている相手に伝わるように言わないといけません。
慣れていないレッスン生はなるべく話す内容を少なくしようとします。
あなたが人と話すとき、どのようにしてもらったらうれしいですか??
口数が少ないと話を広げるのにも苦労しますね。
このとき、私からは
「それでどうしたの?」
と水を向けることはあります。
それ以上話すかどうかは本人に決めてもらいます。
各コースレッスン内容は異なりますが、レッスン中にわからないことが
あったとしてもすぐに答えを教えることはありません。
もちろん、何もない状態で考えることはできませんので私からたくさんのヒントをあげます。
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」
"Give a man a fish and you feed him for a day. Teach him how to fish and you feed him for a lifetime."
という格言を聞いたことはありますでしょうか?
最初に聞いたときはなんて意地悪な!と思いましたが、その通りですよね。
魚を与えるのは簡単だけれども、毎回その人につきっきりになるわけにはいきません。
どうしたらいいのかを自分たちで考えてもらうということが大事なんだと思います。
正解をすぐに手に入れてしまうのはとても簡単ですが、
自分で考えて手にした答えはなかなか忘れにくいです。
JUMPコースのレッスンでは、自分たちでフリーライティングを行っています。
最初の頃は私が黒板に書いた分を丸写ししていましたが、
徐々に自分たちで考えて文章を書けるようになってきました。
文章の作り方がめちゃくちゃな時が多いので、このように直すと良いよというアドバイスはします。
何をどうしたらいいのだろう?
という気持ちをもって行動出来るか出来ないかはすぐには実を結ぶことはない
かもしれませんが、長い目で見たらどうしても必要な能力の一つだと思います。
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