kikoは小学生の時にアメリカに住んでいました。
いわゆる帰国子女です。
アメリカの小学校生活で、忘れられない一言を言われました。
今から何十年も前のことですが、言われた瞬間はいまだに
どんな気持ちだったかは忘れていません。
なんでそれを言われたのかは思い出せませんが、
たぶん、こうだろうな~という理由はわかっています。
その忘れられない一言は、
"You're selfish!!!"
と言われたことです。
どんな意味かといえば、
「あなたって自己中よね!」
と言われているんです。
そのとき、単語の意味は分かりませんでしたが
必死に言い返したことだけは覚えています。
この時の私はまだ学校になじめず、一人でいることが多かったです。
英語もまともに話せない、友達もできない、学校もつまらないと嫌なことばかりでした。
それなので、英語が出来ないことにいらだってすぐに
"I don't know." (知らない)
"I can't do it."(できない)
などと言っていました。
たぶん、このことがすごく自己中に見られたのだと思います。
なんの努力もしないで、英語が出来ないんだからという
理由だけでこのようなことを言っていました。
英語が出来ない私を助けてくれてもいいじゃない!
話しかけてくれないなんて本当に私ってかわいそう…
こんな風に見えていたと思います。
今から思うと本当に恥ずかしいことです。
英語ができないなら自分から話しかけてみればいいのに!
と今は強く思います。
出来ない=やらないくていい
という免罪符にはなりません。
あの時、
"You're selfish!!!"
と言ってくれた子とは仲良くなることはなかったのですが、
今になって思えばよく言ってくれたなと感謝しています。
くじけそうになった時にいつも思い出す苦い経験の一つです。
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