英語を勉強していて

リスニングが必要なんだな

って感じる瞬間ってあるかと思います。

その瞬間って

テストでリスニング問題が出た

英語で映画やドラマを見たとき

外で外国人に話しかけられたとき

などたくさんの場面があるかと思います。

でも多くの人が心の奥底で思っていることが

英語なんて使う機会が少ないから
聞き取れなくたって、ナントカ点数取れるし
生活だって出来ているし
聞き取れなくても良いかな？

ってことですよね。

しかも、今は携帯電話でも翻訳してくれるし

聞き取れなくても良いじゃない？？

って感覚もあるかもしれません。

それでも、英語のリスニングを鍛えると

良いことがたくさんあるんです。

リスニングは言語学習の王道です。

赤ちゃんが母語を学ぶプロセスを思い出してください。

最初に聞くことから始め、徐々に言葉を理解していきます。

外国語学習も同じ原理で動きます。

耳を鍛えることで、文法や単語を意識的に学ぶ前に、

言語のリズムや抑揚を自然に吸収できます。

まるで音楽を聴くように、英語の音の流れを体感できるのです。

実は、子供の脳は驚くほど柔軟で、

聞くことを通じて言語の本質を理解していきます。

リスニングは発音の精度を高める秘密の武器です。

しっかりとした発音を繰り返し聞くことで、

お子様の口の筋肉は自然と英語の音に慣れていきます。

単に単語を覚えるだけでなく、

その言葉がどのように話されるのかを学べます。

英語らしい抑揚、強弱、イントネーションを体得できます。

将来、堂々と英語を話せる自信につながっていきます。

聞くことは、単なる音の認識以上の力を持っています。

コンテキスト（文脈）から新しい単語の意味を

推測する能力を育てます。

例えば、アニメや子供向け番組を通じて、

お子様は単語の意味を文脈から理解し始めます。

辞書に頼らなくても、言葉の意味を感覚的に

掴める力が身につくのです。

これは、将来の読解力や学習効率にも大きく貢献します。

最後のメリットは私自信が海外生活の時に

たくさん英語のアニメを見て

いたことで実際に効果を体感しています。

アニメは絵と言葉がそろっているので、

どうやって使われるのか？

場面によって変わる言い方も学べます。

この方法は私が今でも自分の英語耳を

育て続けるために行っています。

ここまでメリットをあげてきました。

では、逆にデメリットはあるのか？？

リスニングには難しさもあります。

最初は、速いスピードの英語に圧倒され、

挫折感を感じるかもしれません。

「全然分からない！」という気持ちになる

ことも決して珍しくありません。

一番大切なのは、焦らないこと。

徐々にレベルを調整し、

お子様の理解度に合わせて挑戦していくことです。

挫折ではなく、学びの過程として捉えてください。

失敗を恐れず、楽しみながら続けることが鍵となります。

リスニングだけに頼りすぎると、

他の英語スキル（読む、書く、話す）の

発達が遅れる可能性があります。

バランスの取れた学習が重要なのです。

聞くことだけに集中するあまり、

文法学習や文字を読む練習を軽視してはいけません。

総合的な英語能力を育むためには、

多角的なアプローチが必要となります。

リスニングは重要な要素の一つであり、

全てではないことを忘れてはいけません。

レッスンでは、英語の発音をCDにとよることなく、

実際に話している場面を見せています。

聞き取れない！からダメではなく、

自分が出来るかぎりで参加出来るように

レッスンでは指導しています。

また、絵本の読み聞かせを行うことに

よって日常の会話では出てこない

単語への興味もかき立てています。

単語の発音方も指導し、どんな単語がきても

発音が出来るよう指導をしています。

英語学習は marathon（マラソン）であり、

sprint（短距離走）ではありません。

お子様の興味と成長のペースを大切にしながら、

温かく見守っていってください。