あなたは学習と学問の違い、分かりますか?
同じような言葉で、どちらも勉強することを表しています。
どのような意味の違いがあるのか調べてみました。
■学習とは■
1 学問・技術などをまなびならうこと。「学習の手引」「学習会」
2 学校で系統的・計画的にまなぶこと。「英語を学習する」3 人間も含めて動物が、生後に経験を通じて知識や環境に適応する態度・行動などを身につけていくこと。不安や嫌悪など好ましくないものの体得も含まれる。
4 人工知能(AI)がデータを読み込み、基準や規則性などを決定すること。
■学問とは■
1 学び習うこと。学校へ通ったり、先生についたり、本を読んだりして、新しい知識を学習すること。また、身につけた知識。「学問のある人」「学問する楽しさ」
2 理論に基づいて体系づけられた知識と研究方法の総称。学。(goo辞書より引用)
どうですか?
あなたが思われた考えと一緒でしたか??
私はこちらを読んで、どちらも一緒じゃない??と思いました。
本当に少しの違いで、説明してと言われたら説明がうまくできないと思います。
この
「学習と学問の違いはなんですか?」
という質問ですが、先日行ったイベントの時に聞かれたものです。
この質問は保護者に向けられたものでしたが、私も含めてをあげて答える方は
お一人を除いていませんでした。
回答された方は、
学習とは、習うという漢字が入っているので、
先生や講師から教えてもらうこと
学問とは、問うという漢字が入っているので、
自分で疑問を持ってそれを解決していくこと
とおっしゃっていました。
この回答を聞いた保護者の方々は納得していました。
すごく分かりやすい説明ですね。
小学校から高校までは学習をメインにしますが、
大学に入ると途端に学問をメインにしていきます。
大学は専門的なことを学ぶので、当たり前と言えば当たり前なのですが。
今、教育現場では主体性をもって学習していくと目指して指導しています。
主体性とは、興味を持って自ら勉強することですかね。
興味を持たせることは本当に難しいことです。
知らないことを掘り下げて知りたい!と思わせるのは難易度がかなり高いです。
なんでも良いので、子供が興味を持てるように大人もいろんな引き出しを増やしていく
必要性があるのだなと、とても感じました。
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