海外には文字を使っての遊びがあります。
あなたはこの文章がどんな意味なのか分かりますか?
The quick brown fox jumps over the lazy dog.
すばしっこい茶色の狐が寝ている犬の上を跳ねて飛び越えた。
というようなイメージが出来たでしょうか?
この文章、なんてことない文章に見えますよね。
実は、この文章はパングラムになっているんです。
先日行った講演会の最後で講師の先生に教えて頂きました。
パングラムとは、アルファベットの文字をすべて使って短い文章を作るという遊びです。
上記の文もすべてのアルファベットが1回ずつ使われています。
本当に?と思いますよね
私もアルファベットを順に追って確認してみました。
パングラムは、この英語だけではなく他の言語でも同じように遊ばれているようです。
イタリア語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ロシア語もあるようです。
フランス語を大学で少し習ったので、覚えているかな?と読んで見ましたが、
からっきし分かりませんでした。
何年も離れてしまうと言語は覚えていられませんね。
では、日本語にはそのような言葉遊びはないのかな?と思ったところ
いろは歌がそれに近い物でした。
ひらがな47文字すべてを使って歌になったります。
最初の1行か2行くらいまでは何も見ないで言えますが、全文は覚えていないと難しいですよね。
”いろは”は物事の始めのたとえにされているので、ここの部分のみ覚えている
方も多いのではないでしょうか?
文字でこんな風にして遊ぶのも楽しいですね。
外国の方が日本語をまず覚えるときにいろは歌から覚えたら
ずいぶんと古風な言い回しをする人になりそうです。
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