2020年度から小学5・6年生で英語が教科として指導され始めます。
「聞く」「話す」の他に、「読む」「書く」の技能も必要になります。
その他にもコミュニケーションを図れるようにならないといけなくなります。
コミュニケーション、どのような事だと思いますか??
たぶん、会話をすることですよね。
会話をすることって子供たちは得意そうで得意ではないのかもしれません。
一方的なおしゃべりは好きだけれども、人の話はあんまり聞いていない気がします。
レッスン中の始めには一人ひとりその日にあった事や気分について話をしてもらいます。
ほとんどのレッスン生は自分の話は率先して行いますが、ほかの人の話なったら
まるっきり聞いていません。
そのようなときは、
自分が話を聞かれていない立場になって考えてみて
と想像させます。
そうすると、思うところがあるようで聞いてくれます。
コミュニケーションを図るのってとても大変な事なんだなと思います。
自分の意見も言わなくてはいけない、相手の言うことも聞いていないといけないのです。
子供たちは学校でも家でも「このようにして!」という指示が出る機会が
とても多いように感じます。
私も実際に子供たちに指示を出すことが多いです。
でも、これって子供自身が自分では考えなくていいよという
選択肢を与えてしまっている気がします。
これからの教育指導では「主体性」を重んじていくようになっていきます。
「主体性」とは自ら進んで考えて動けるようにすることだと思っています。
レッスン中もよくこんなことがあります。
工作中、何かを紙に貼ってねという指示に対して「何を使うの??」と聞かれるんです。
紙に貼るので、きっとのりかテープかを使用すると思います。
その時私はいつもこのように質問します。
「何を使えば良いと思う?」
そうすると、子供たちは面食らったようにしながらものりを探します。
kiko's english playroomでは基本的に何を使えばいいか、どのようにしたらいいかは
レッスン生本人に考えさせます。
また、レッスンはじめのスモールトークは何もなければ「何もない」と言ってもらいます。
誰かが察してくれるだろう、面倒くさいから言わないということはなるべくさせません。
自分の意見がちゃんと言えて、相手の話が聞けることからコミュニケーションは始まるのです。
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