「うちの子の英語学習、何から始めたらいいんだろう?」
「英語教室のパンフレットを見ても、『英語耳を育てる!』とか
『フォニックスが大事!』とか色々書いてあって、正直どれがいいのか分からない…」
小学生のお子さんの英語教室選びで、こんな風に悩んでいる
保護者の方は多いのではないでしょうか。
「英語耳」と「フォニックス」。
どちらも英語学習の土台として
重要だと言われていますが、一体何が違うのでしょう?
「英語耳」ってなに?
「英語耳」とは、一言でいうと
「英語の音を聞き分ける力」
のことです。
英語には、日本語にはない独特のリズムや
イントネーション、RとLのような紛らわしい音、
単語と単語が繋がって変化する音(リエゾン)
などがたくさんあります。
こうした英語特有の音のシャワーを
たくさん浴びることで耳を英語に慣れさせ、
自然と聞き取れるようにするのが「英語耳」を育てる学習法です。
英語の歌やアニメ、絵本の読み聞かせなどがその代表的な方法です。
英語耳のメリット✨
リスニング力が自然に伸びる:
たくさん聞くことで、英語の音をそのまま
キャッチする能力が養われます。
学校のテストだけでなく、
将来的にネイティブの会話を
聞き取る力の基礎になります。
発音が良くなる:
聞き取れる音は、真似して
発音しやすくなります。
お手本となる英語をたくさん聞くことで、
ネイティブのような自然な発音や
イントネーションが身につきやすくなります。
英語への抵抗がなくなる:
歌やアニメなど、子供が好きなものを
活用できるため「勉強」という感覚なく
楽しく続けられます。
英語を好きになるきっかけとして最適です。
英語耳のデメリット⤵
効果を実感するまでに時間がかかる:
「聞くだけ」で、すぐに単語を覚えたり
話したりできるようになるわけではありません。
長期的な視点が必要です。
読み書きに直接結びつきにくい:
音には慣れますが、それだけでは
文字を読んだり書いたりする力はつきません。
成果が見えにくい:
どれくらい聞き取れるようになったのか、
客観的に測るのが難しい側面があります。
「フォニックス」ってなに?
「フォニックス」とは
「英語の文字(アルファベット)と
音の関係性を学ぶルール」
のことです。
例えば、「A」という文字を見たら
「エイ」という名前だけでなく「ア」
「B」は「ビー」ではなく「ブッ」という
「音」を持っていることを学びます。
このルールを覚えることで、
初めて見る単語でも、文字の組み合わせから
「こんな風に発音するのかな?」
と推測して読めるようになります。
フォニックスのメリット✨
自分で単語を読めるようになる:
最大のメリットです。
知らない単語でも自力で読めるようになるため、
リーディングへの自信と楽しさに繋がります。
正しい発音の基礎が身につく:
一つ一つの音を意識して発音する
練習をするため、きれいな発音の土台ができます。
スペル(綴り)を覚える助けになる:
音と文字のルールが分かると
単語の綴りを推測しやすくなり、
丸暗記の負担が減ります。
フォニックスのデメリット⤵
ルール学習が退屈に感じられることがある:
「Aはア、Bはブ…」といったルール学習は
お子さんの性格によっては面白くない
と感じるかもしれません。
例外が多い:
英語には、フォニックスのルールに
当てはならない単語もたくさん存在します。
(例: one, two, nightなど)
会話の流れを掴む力にはなりにくい:
あくまで単語を読むためのルールなので、
文章全体のイントネーションや
リズム感を養うのには向いていません。
↓画像を長押しまたは右クリックして保存し、ご活用ください↓
ここまで読んで、
「うーん、どっちも大事そう…」
と思われたのではないでしょうか。
その通りです!
実は、「英語耳」と「フォニックス」は
どちらかを選ぶものではなく
車の両輪のように、どちらも
英語力を伸ばすために欠かせないものなのです。
大切なのは、
「始める順番」と「お子さんに合ったバランス」
です。
おすすめのステップ
まずは「英語耳」からスタート!
(幼児期~小学校低学年)
まずは歌や動画などを通して、
英語の音やリズムにたくさん触れさせましょう。
「英語って楽しい!」という気持ちを
育てることが何よりも大切です。
この時期に英語の音の貯金をしておくことが、
後の学習に大きく繋がります。
文字に興味が出てきたら「フォニックス」をプラス!
(小学校中学年ごろ~)
ひらがなやカタカナを覚えるように
アルファベットに興味を持ち始めたら
フォニックスを始める絶好のタイミングです。
「英語耳」で聞き慣れた音が、
実はこの文字だったんだ!
と結びつくことで、学習効果が飛躍的にアップします。
最高のスタートは「楽しむこと」から。
「英語耳」はリスニング、
「フォニックス」はリーディングの土台を作ります。
理想は、まず「英語耳」で英語の音に
たっぷり親しみ、文字への興味が
出てきたタイミングで「フォニックス」
を取り入れ、音と文字を結びつけてあげることです。
英語教室を選ぶ際には、
・両方のアプローチを取り入れているか?
・お子さんの年齢や発達段階に合わせて、
どちらに重点を置いているか?
・何よりも、お子さんが楽しんで通えそうか?
といった視点で見てみるのがおすすめです。
kiko's english playroomでは
「英語耳」も「フォニックス」も
どちらもレッスンで取り入れて行っています。
幼稚園から中学生までの間に
しっかりと「英語耳」を育て、
「フォニックス」を習得して
読み書きにつなげていきます。
中学入学までには読解及び英作文まで
出来るようになります。
ぜひ一度、体験レッスンに参加して、
お子さんの「楽しい!」という表情を
探してみてください。
それが、お子さんにとって
最高の英語学習のスタートになるはずです。
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